さて、前回の解体編で白蟻ちゃんの猛威について書きましたが、今回は傷んだ土台や根太(ねだ)、柱の修復交換作業です。
浴室は毎日ハードな環境で使う場所だからこそ、完全素人リノベはちと不安。
ということで、お知り合いの御歳80超えのこだま隊長(現役大工)を2日間召喚させていただきました👍✨
初日の本命作業は傾いたリビング一角のジャッキアップだったのですが、想定外の速さのこだま隊長の大活躍と必死に食らいつくたーちゃんのお陰であっという間に終了。
余裕をもって浴室の状態を見てもらい、交換が必要なものとそのまま使える木材を教えてもらいました。
ちなみに、この柱は芯材までは喰われてないからこのまま使えるそう。
かなり喰われてるし交換が必要だと思っていたけど、太鼓判を押していただきました。
そして傷んだ柱や土台、根太を全て取り外し、
新しいものと交換。
基礎と土台には湿気対策と基礎劣化防止として、山梨県都留市の炭義.(炭香)という会社が販売している炭塗料「塗炭」を塗装するので、バリを取っておきます。
この家は昭和30 年代に建てられたので、今は禁止されている海砂が基礎に使われています。
海砂の取りきれない塩分が劣化を早め、擦るとポロポロ剥がれ落ちてきます。
少しでも劣化を遅らせるために、基礎にシーラーを塗り、その上からモルタルで補修していきます。
こちらは塗炭。
塗るとカチカチに固まります。
アルカリ性なので、酸性の海砂入りの基礎に塗ると中和してくれるとか。
当初は床下に炭を敷く計画だったのですが、
浴室周りは基礎に風抜けの穴が無く。
風が抜けない場所に炭を置いても炭の良さが活かせないということなので、木材への水の染み込みも防いでくれる塗炭を使うことに。
2人で手分けして塗り終えました!!
そして床には断熱のスタイロを貼り、
杉合板を敷いて、洗面洗濯室の床が完成!!
和室の襖は取り払ったので向こうの部屋が見えてます😆
【壁立ち上げ編】に続く
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