目指せ循環の池!after弁天池復活プロジェクト

どうも、草木循環Laboのyukkiです。

8月8日、皆さまお住まいの地域では台風の状況いかがでしたか?


平塚リノベーション物件のある城所では、午前中は小雨でしたが、午後には雨も止んで

告知していた通り、弁天池の整備と生き物観察会を開催することができました。


前日たーちゃんと平塚入りした時はゲリラ的な豪雨で、ワイパーMAX、不安もMAXでしたが

「午前小雨、午後は曇り晴れ」の天気予報を信じて準備を進めました。


雨でも子どもたちが生き物観察できるようにと庭にタープを張り、

雨でも気兼ねなく作業できるようにと、汚れてもよい作業用レインコートを購入し、

イベント保険にも入り、その他諸々万全の体制を整えました。


今回のイベントは来年の里づくり事業の本格化に向けたプレイベント。

新型コロナウィルスのこともあり、ごくごく内輪の小規模な実施です。


かつては地域の稲作に重要な役割を果たしていた池も、大きな農業用水が整備されてからは使用されなくなり、整備もされなくなっていったことで荒れ果て、今や近所でも池の存在を知る人はごく僅か。


今年の1月、物件の下見で初めてこの場所を訪れた際に撮影した池の写真がこちら↓



しかもここに辿り着くには廃墟と化したトイレ小屋の横を通らないと行けない。

コレ↓




・・・ええと、肝試しかな?



詳しくは前回の記事を読んでいただくとして


持ち主くらいしか足を踏み入れなかった弁天池。

昨日の整備でここまで綺麗になりました!!




ジャーン❗️❗️✨✨


スッキリ〜😆♪



それではここに至るまでの軌跡をダイジェストでお送りします🌟


まずは我らが草木循環Laboのまだリノベーションに手をつけていない和室で

かつての池の役割や地質学的なお話しと、作業の手順・注意事項などをアナウンス。



いよいよ二手に分かれてバケツリレー開始!



A班は欅の右手から。



B班は欅の左手から。

それぞれ木枠の中に泥を入れていきます。



早速いきもの登場♪

ドジョウくんとザリガニのザリーちゃん。


ザリガニはこのあと山程とれて、全く有り難みも感動もなくなることに(笑)



今回は何と顕微鏡を持ってきてくださった方が!!

一気に生き物観察会らしくなりました♪



顕微鏡に誰よりも夢中なたーちゃん(笑)


公民館長さんとまるで親子のようで微笑ましい😆



午後からはご近所さん親子が2組遊びに来てくれました♫


子どもたちは生き物探してテンション高め😆✨



大人たちは頑張って泥をバケツリレー。



その泥の中から生き物を探し出すこどもたち。



子どもたちの夢中な顔!!✨



しかし泥バケツは重いのです。

大人は必死😂



特にA班はたーちゃんと言う名の鬼軍曹がバケツに泥を入れる役立ったのでペースが早い!!

そして中身が重い!!!



最終的には泥を入れる木枠がいっぱいになったのでそこで終了!!

こんなに泥が出ました(⊙︎ロ⊙︎)



まだ汲み出しきれなかった泥はあるものの、最終的にはここまでやりました!



そして現場から立ち去る鬼軍曹。

背中からやり切った感が伝わって来ます🤣👍


最後までやり切った戦友たちと記念撮影😆


皆さま、本当にお疲れ様&ありがとうございました!!!



池の現状としては、


〈確認できた生き物〉

・ザリガニ 大量

・ドジョウ 10-20匹程度

・ヤゴ 1匹


顕微鏡で池の泥の上澄みを観察すると、珪藻の仲間が2種類と、とても小さなアメンボが見えました。


これは池の生態系的には多様性が失われており、ひどい状態だそうです😅



原因としては、

・ザリガニが増えすぎて他の生き物を食べてしまう

・これまで池に殆ど光が入らなかったので植物プランクトンが育ちにくかった

などが考えられるそう。



昨日の整備では、一部の水草を取り、池に積もった泥を掻き出しました。

相当な量の泥を掻き出し、一部では池の底が分かるまでになりました。

半分泥に埋もれていた弁天様の祠が、土台が見えるまでになりました。



今後も整備を続けていくことで、この池の生態系がどう変化していくのか楽しみです。


秋頃、もう一度できたらいいなと思っています😁



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草木循環Labo

平塚市城所に拠点を置き、五感をフルに使っての体験をシェアする循環型クリエイティブLabo✨ 人と自然をつなぐ、 地域内外の人をつなぐHUB拠点

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