生きる力を育む✨子どもBBQ&デイキャンプ

8/19、城島地区の里づくり事業で、子どもBBQ&デイキャンプを開催しました🎶



草木循環Laboは里づくり事業にも関わっていて、今回のイベントは私たちが中心となって動き、地域の協力を得て実現したものでした。


地域の皆が昔から大事にしている貴船神社の境内をお借りして、「子どもたちの生きる力を育む」をテーマに子どもたちだけで火おこし🔥&竹筒飯ごう🍚🎋

しかも、何とライターもマッチも使わないというサバイバル仕様😆


口を出さない見守り系だけど時間内にミッション達成をという無茶振りなリクエストに応えてくれた「竹やほんのり」ののりこ先生と、地域のスタッフさんたちが見守る中、子どもたちの挑戦が始まります😆‼️


火花で火を起こしたことがある経験者の子どもたちがリードしながら、皆積極的に挑戦。

杉の枯葉に火花を散らしてみるも、なかなか着火しない。
葉の量を増やしたり、火花を散らす場所を変えたりしてもやはり着かない🤔

そうだ!

と、そこにあった細い杉の枝の樹皮を剥がして、ふわふわのそこに火花を散らすと…



無事着火👍✨

でもそれだけでは終わらない。
火を着ける場所は全部で3箇所。

他のチームの子たちも色々工夫して、
竹の節の切れ端を器のようにして風よけにしながら着火する子達も✨


そしてついに3箇所とも着火🙌



火が着いたら、今度はそれを絶やさず育てるミッション。

子どもたちはバケツ片手に、燃えやすい葉っぱや枝を探してあっちへこっちへ走り回る😆!



けれど葉っぱや細い枝だけではすぐに燃えてなくなってしまうことに気付いた子どもたち。

次は太めの枝や、神社で処分予定の廃材を探しに出発!!✊


そしていい感じの枝を見つけた時の嬉しそうな顔😆!!



無事木炭に火が移ってからは、いよいよ竹筒炊飯。

竹筒の作成は小学生には難しいのと、限られた時間の中でBBQまで辿り着く必要があったので、今回は地域のスタッフや講師たちが先に作って米をセットするところまではやっておきました。

なので子どもたちはそれが上手く火に当たるよう置くだけなのですが、
1人でセットしようとすると燃え盛る火に行手を阻まれるので、2人で協力して、しかもブロックから落ちないように声を掛け合って無事にセット完了。



達成感を感じつつ、後は炊けるのを待つばかり…と思われた次の瞬間、竹筒が火だるま🔥🔥🔥に😲‼️



竹が!
燃えてる〜!!!


火が強いし、竹も熱くなっているしで
いくら慌てていても1人では救出不可能😨

火ばさみなどを使って2人1組で竹筒を地面に下ろし、土の上で揺らして消火👍



幸い竹筒の底が抜けることも無く、中身を確認して、炊けていないものは再び火にセット。



一方、たーちゃん率いる大人たちは境内の少し離れた場所で環境再生ワークショップ。



今回は約2時間という限られた時間なので、数本の木の樹勢回復処置をすることに。

以前から元気がなくなっていた伽羅木という木の根周りの様子は、ガチガチに固くなった土と、根を深く降ろせず根浮きしている細い根が見えています。

新芽は少なく枯葉が目立ち、葉のボリュームもどんどん少なくなっていく木を、神社を守ってきた地域の氏子会の方々も以前から気に掛けていました。


氏子会の前会長であり相談役でもあるMさんが見守る中、木が弱っている原因と樹勢回復のための考え方、普段見えない土中環境を推し図る、ということなどを説明しながら施工を進めていきます。



今ではあまり馴染みがなくなってしまった考え方や意識の向け方、そして施工方法に、皆驚き、けれどどこかでそういうことかと腑に落ちる感覚を味わいつつ…☺️
Mさんは参加者が皆熱心だと驚いていました。


大人たちが環境再生しているすぐ横を、バケツを持った子どもたちが火おこしの資材を求めて走り抜けていく。


小さな子どもたちは子供の火おこしに混ざったりパパママの所に行ったり地域のスタッフさんに遊んでもらったり☺️



同じ境内、目の届くところにいるけど
お互い違うことをしている。
そんな程よい距離感でした。



そして最後は親子揃ってBBQタイム!!

真っ先に肉…
ではなく、米に群がる子どもたち😆



なにしろ、自分たちで熾した火で炊いた竹筒のごはん✨
真っ先に味わいたいと思います。

肉も野菜もなしに、まずは米だけで。

「おいしい!!!」
の叫び声があちこちから上がります😆👍

そして次々焼けてくるpure farmの美味しいお肉と地域の方が作った野菜に舌鼓😍



火おこしと環境再生。
お互い姿を確認できる距離で別々のことをする、程よい距離感。

親子が離れていた分、一緒に楽しむBBQでは親子の距離が近づいたと感じられる時間でした☺️


今回樹勢回復処置をした伽羅木の様子はこれからも見守っていきます。

境内で元気がない木は他にもあるので、今後も地域内外の人を巻き込む形で続けていきたいです😄

今回のイベントは、企画、集客、準備、買い出しと、たくさんの事を自分たちで手がけ、正直大変だと感じたこともあったのですが、子どもたちのいきいきした表情や、大人たちのワクワク、地域の人たちの笑顔を見て、開催できて本当に良かったと思えました😄✨

何より、心強い仲間や地域の方々がいなかったら実現できなかった企画。

本当に、良い人達に囲まれて感謝しかありません😭✨

皆であの素敵な時間を共有できたことが嬉しい。
来年もまたこの企画をやりたいです☺️


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草木循環Labo

平塚市城所に拠点を置き、五感をフルに使っての体験をシェアする循環型クリエイティブLabo✨ 人と自然をつなぐ、 地域内外の人をつなぐHUB拠点

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