【7月9日 弁天池再生プロジェクト✨】
草木循環Laboの庭の隣には小さな湧水地があります。
その名も弁天池。
池中には弁天様が祀られている祠があり、私たち夫婦とこの家を繋いてくださった公民館長さんの土地であり、その弁天様が氏神様です。
かつて地域の人が集い、生活とともにあった弁天池。
農業地域なので、春になるとお米の種籾を池の湧水に浸したり、
野菜を洗ったり、
子どもたちはこの池で遊んで育ちました。
池には、かつて蛍がいました。
しかし月日が流れ、さまざまな事情により池の整備ができなくなり、
蛍は消え、池には厚く落ち葉が積もり、周囲には鬱蒼とした木々が育ち、
次第に池の存在は忘れられていきました。
弁天池を再び蛍が舞う、地域の人が集える池にしたい。
忘れ去られてジャングルのようになってしまった池を再生し、ホタル舞う地域の集いと癒しの池へ。
そんな、公民館長さんと地域有志の熱い想いから、
地域の里づくり事業に弁天池の蛍復活が盛り込まれました。
2021年6月、城島地区にご縁をいただき池の隣の空き家を借りることになった私たち「草木循環Labo」は、館長さんの想いに共感し、庭の整備のついでに池の周りの鬱蒼とした木々や藪を整備し、地域の方にも手伝っていただきながら池再生のための環境を整えました。
8月8日、池に積もった泥を掻き出し、いきものを観察するという小さなイベントが開かれました。
新型感染症の状況もあり、地域の人がメインの小さなイベント。
けれどそれは、本格的な池再生に向けての大事な一歩でした。
池の底に溜まっていた泥をバケツリレーで掻き出し、
同時に池生き物の観察会を行いました。
池の水を顕微鏡で観察してみると、
殆ど何も微生物のいない、ひどい環境でした。
池にいる生き物といえば、大量のアメリカザリガニと、少しのドジョウだけ。
生態系にも乏しい池。
それが、整備を境ににどんどん変化していきました。
まるで人の手が入るのを待っていたかのように。
ザリガニが減り、ヌマエビやハゼが姿を現し、
カワセミが訪れるようになりました。
そして冬には白鷺も日参する環境に。
日に日に変化していく弁天池。
池の底には藻が生えるようになりました。
藻は、蛍の幼虫のエサになるカワニナの食べ物。
蛍復活には欠かせない環境ができつつあります。
けれどまだまだ人の手での整備が必要です。
ホタル復活に向け、2年目の挑戦となる今回は、去年よりも楽しめる要素を増やして、池整備をおこないます。
大人は池の泥さらいを、
子どもは池の生き物観察やザリガニ釣りを。
そしてランチには地域の竹を伐り出して作る竹筒でご飯を炊いて、地域の方から頂いたお野菜をたっぷり入れたカレーを作ります。
食と遊びと学びを楽しめる、そんな特別な1日を体験してみませんか!?
<詳細>
日時 7月9日(土) 10:00-16:00
小雨決行・荒天時は翌10日に延期
ところ 平塚市城所310
(草木循環Labo)
内容 池の泥さらい・バケツリレー・
自然観察体験・ザリガニ釣り・
竹筒炊飯
参加費 ¥1,000(当日受付にてお支払いください)
※イベント保険・ランチ付き・
終了後、希望者は懇親会へご参加ください(参加費無料)
持ち物
長靴・タオル・ゴム付き軍手・着替え・帽子・飲み物・虫よけ
生き物を持ち帰りたい方のみ、虫網・虫籠(水も入れられるタイプ)
※当日は汚れても良い服装でお越しください。
※イベント保険加入手続きに必要な情報と、アクセス方法をお送りする都合上、参加申し込み時のアンケートフォームにて必要事項のご回答をお願いしたします。
※懇親会へ参加希望の方は申し込みフォームにて「打ち明げ懇親会」のチケットも選択してください。
主催 地域資源活用による交流型体験の里づくり事業
共催 草木循環Labo
お申込
https://www.kokuchpro.com/event/2b1ae7a7c6072fbf45c259564f16578b/
皆様のご参加、心よりお待ちしております✨
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